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「あらゆる問題はプラスになる〜死に至る病〜」
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    トイレで何気なく読んでいて

    目がしらが熱くなってしまったのでシェアします。

    (国際弁護士ささきみつお氏の文章です。)

    昨晩もささきみつおさんの文書トラクトを

    釧路市白樺台地域に

    晩の9時以降、配布させていただくべく

    出かけました

     

    絶望の果てに

     

    「何のために生きているのかわかりません。

    自分の人生はいったい何だったのか。

    もう自分に絶望しました。早く死んでしまいたいです。

    ホームで電車を待っていると、

    飛び込みたくなる衝動にかられます。」

    一生懸命まじめに家族のために働いてきたのに、

    ある日突然、

    妻が二人の幼い子供を連れて

    自宅の近所にある実家に帰ってしまった。

    しばらくして、

    裁判所に離婚調停が申し立てられ、

    調停不調で離婚裁判に移行。

     

    私は夫婦の代理人になったが、

    打ち合わせのたびに、

    彼は「死にたい、死にたい」と言っていた。

    子供には連絡も取れないし、

    会わせてももらえない。

    妻とはうまくいっていなかったので、

    子供をかわいがるのが生きがいだった。

    仕事で疲れ切って帰宅した時、

    「あっパパだ!パパおかえりなさい!」

    と歓声をあげて、

    奥の部屋から走ってくる子供たちから

    抱っこをせがまれることほど

    嬉しいことはなかった。

    だが、今は帰宅してもだれもいない。

     

    あまりにもさびしくて、

    遠くから子供たちの姿を一目でも見たいと、

    休日に妻の実家や子供の学校の付近を散歩していたら、

    今度は妻から保護命令を申し立てられ、

    裁判所から六カ月の連絡・徘徊禁止命令が出されてしまった。

    その保護命令が離婚裁判の継続中は無条件で延長された。

     

    ある日うっかりして妻の実家付近の

    コンビニで買い物をしていたら、
    かけつけた数名の警官により保護命令違反で

    現行犯逮捕され一週間も留置された。

    偶然彼を見つけた妻が警察に通報したのだった。

     

    社会に蔓延する失望

    不運にも警察に捕まったことが会社に知れた場合、

    降格、減給処分を受ける。

    いったん落伍した者に対して世間は非常に厳しい。

    将来の出世の道も閉ざされ、生きる気力も失ってしまう。

    このような事例は今、

    社会に蔓延しているのではないだろうか。

    試練に耐えられず、世の中に失望し、

    自分に絶望して、死を選ぶ人が後を絶たない。

     

    まさに哲学者キルケゴールが言うように、

    「死に至る病」とは「絶望」である。

     

    希望の力

    そんな彼が、

    ある時から急に明るくなってきた。

    「最近はご機嫌のようですが、何かあったのですか?」

    と聞くと

    「えぇ、自分のことを相談していたクリスチャンの友人から

    ゴスペルソングを歌うグループに誘われて、

    それに参加するようになりました。」と言う。

    「ゴスペルを唄うとそんなに気分が良くなるのですか!」

    「よくわからないのですが、唄っているうちに

    涙が出てきます。そして、心がいやされているように

    思えるのです。なんとなく生きる希望がわいてきました。」

     

    彼はその後、同じ友人の教会に行くようになり、

    夫としての至らなさを悔い改め、

    熱心に聖書を読んでいる。

    きっと、

    希望の神と出会い、希望の力によって、

    自殺願望を乗り越えて明るく生きていくだろう。

    この夫婦が裁判を通して互いに和解し、

    家族が元に戻るようにと祈っている。

     

    「失望したければ世の中を見よ。

    絶望したければ自分を見よ。

    しかし希望を持ちたければキリストを見よ。」

    セーレン・キルケゴール「死に至る病」

     

    「人間は、自分の存在価値を確信している時は、

    どんな飢餓や拷問にも耐えることができる。」

    ビクトール・フランクル『夜と霧』(精神科医)

     

    「艱難は忍耐を生み出し、忍耐は練達を生み出し

    練達は希望を生み出すことを

    知っているからである。

    そして、希望は失望に終わることはない。

    なぜなら、わたしたちに賜っている聖霊によって、

    神の愛が私たちの心に注がれているからである。

    (新約聖書 ローマ書5:3〜5)

     

     

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