<< 「雨後のキンレンカ」 | main | 「骨にも潤いを!」 >>
「死刑囚」を変えうる「福音のチカラ」
0

    東京拘置所の死刑執行場所

     

    教誨室の祭壇は宗派によって

    可動式かな?(釧路の場合はそうです)

    早変わりできるはず。

     

    教誨師は執行中は

    カーテンで仕切られ

    遮られた右側の教誨室に

    います。

    (よって執行の様子は教誨師からは不可視)

    私が存じ上げる死刑囚の教誨に

    あたられた

    牧師さんは

     

    執行準備から執行までの間

    受刑者の心に

    寄り添うように

    聴こえるように

    讃美歌を歌い続けるように

    なさるそうです。

     

    ・・・引用ここから・・・

    法務省は今年3月、

    東京拘置所に収監していた教団元幹部の死刑囚13人のうち、

    7人を別の拘置所などに移送していた。

    この措置を受け、地下鉄サリン事件を契機に設立された

    「日本脱カルト協会」は、

    松本死刑囚を除く12人の刑を執行せず、

    無期懲役刑に減刑するよう求める

    要請書を法務相に提出していた。

     

    心理学者や弁護士、聖職者など、

    さまざまな立場の人で構成される同協会は、

    オウム真理教の信者や元信者らと接してきた会員の経験から、

    12人は「松本死刑囚と同人が作ったシステム」の中で

    殺人を肯定する信念を植え付けられ、

    事件に関与したと主張。

     

    「完全に自らの誤りに気付いた者も多い」などとしていた。

    その上で、12人の証言は同種事件の再発防止や

    カルト問題に取り組む上で非常に重要だとし、

    「死ぬまでオウム事件および同事件への自らの関わりを

    分析・反芻(はんすう)させ、

    心情の変化を折に触れて公表させていくべきであり、

    これ以上の償いの形はない」と述べていた。

     

    一方、松本死刑囚本人はこれまで事件の詳細を語っていない。

    死刑執行を受け、

    「死刑は聖書的ではない」と考える岩村義雄牧師(神戸国際キリスト教会)は

    「本人の罪責感への告白を直接聞きたかった」と話す。

    「被害者家族や追随した信者たちのためにも、

    死刑執行よりも大切なことがあったのではと思い、残念です。

    死刑では被害者家族にとって幕引きにならない事例も多く、

    日本は死刑制度自体を考え直さないといけない時期に差し掛かっています」

    と岩村牧師は言う。

    ・・・引用ここまで・・・

    (Christianity today本日づけ)

     

     

    岩村牧師が指摘しているように

    実際、今回の執行について

    地下鉄サリン事件被害者の会代表の方

    (ご主人がお亡くなりになられている方)は

    弁護士同席の記者会見で

    次のように語られています。

     

    「今後のテロ防止のために、

    もっと彼らにはいろいろなことを話して欲しかった。

    専門家に、死刑囚にいろいろなことを聞いて欲しかったので、

    それができなくなってしまったな

    という心残りがあります。」

     

     

     

    岩村牧師とは

    かつて

    JW(エホバの証人)問題対策で

    よくアドバイスをいただき

    それ以来

    毎年年賀状を交換し合う関係

     

    岩村牧師ご自身

    かつてエホバの証人の

    長老をされていたこともあり

    カルトや洗脳について

    さまざまな経験を通られてきただけに

    今回のご発言にも

    重みを感じさせられます。

     

    私は教誨師をしていますので

    受刑者と接する機会が毎月

    与えられていて

     

    今まで接してきた

    受刑者の中には

    「殺人」の罪を犯した人も

    含まれます。

     

    ただ

    釧路刑務支所を含めて

    いわゆる刑務所には

    死刑囚はおりません。

     

    死刑囚は

    拘置所にいますので

     

    拘置所の教誨師さんが

    必要に応じて

    死刑囚の死刑執行直前に

    教誨を行うことになります。

     

    キリスト教教誨師の

    よくあるジレンマの一つは

     

    死刑制度反対を

    声高に唱えすぎると

     

    死刑囚の教誨を

    しずらくなるというものです。

     

    制度に反対しながら

    死刑囚の教誨をすることは

    その制度に間接的に

    加担していることに

    なりはしないか

    というたぐいの

    葛藤です。

     

    来週は

    東京で

    全キリスト教教誨師連絡協議会が

    行われ

    私は、北海道の札幌矯正管区にある

    いくつかの矯正施設で

    活動するキリスト教教誨師の

    連絡委員として

    出席します。

     

    全国の他の地区連絡委員の方々との

    年に一度しかない貴重なミーティング

     

    濃厚なディスカッション

    ができたら

    と願っています。

     

    参考までに・・・

     

    かつて

    釧路市で

    某薬局で行われた

    強盗殺人事件

    死刑確定されたAさんの

    宗教教誨を

    札幌拘置所で担当した

    故I牧師のことを

    思い出します。

     

    Aさんは死刑確定後

    粗暴なふるまいで

    拘置所職員の方々が

    手を焼かれていたそうです。

     

    それで「なんとかI牧師に

    宗教教誨をお願いしよう。」

     

    ということで

    教誨を依頼された

    故I牧師は

    聖書からストレートにAさんに

    神のことばを語りました。

     

    Aさんの態度は

    見違えるほど

    変えられていったそうです。

     

    Aさんが変えられたのは

     

    主イエスが十字架で

    自分の罪の身代わりに

    命をささげられたことを

    信じてからだそうです。

     

    自分の罪のために

    神のひとり子が

    死んでよみがえられる

    という史実を

    知ったAさんは

     

    神の絶大なる愛に

    よって

    変えられ

     

    執行直前まで

    礼儀正しく

    別人のようになったことは

    当時のAさんを知る職員の方々の間で

    語り草になっていたそうです。

     

    キリストの十字架の愛は

    信じるなら、

    どんな人でも

    造り変えうるパワーがあると

    思わされた1事例です。

     

    私にとってI牧師(すでに召天されましたが)は

    私が尊敬し目指している

    模範教誨師の一人です。

     

    とっても小柄で

    謙遜なI牧師

     

    90歳まで

    教誨師の働きを

    続けられ

    他宗教(仏教、神道など)の方々からも

    尊敬されていました。

     

    死刑制度廃止か

    存続かの議論は

    どうなるか

    注視する必要はありますが

     

    キリストの福音は

    どのような制度の壁をも

    乗り越えて

     

    人を変えうる力が

    あることを

    信じてやみません!

     

     十字架のことばは、

    滅びる者たちには愚かであっても、

    救われる私たちには神の力です。

    (新約聖書 1コリント1:18)

     

    みなさまのワンクリックは
    大きな励ましとなります!
    カテゴリ:- | 20:49 | comments(6) | trackbacks(0) | - | - |
    コメント
    もし寄れましたらお声かけさせていただきますね!お仕事のお邪魔にならない程度に!働いているお姿撮ってもよかですか?(お顔細工で)
    | Hiro | 2018/07/09 4:44 PM |
    上から黒い帽子に赤でASASHI、黄緑ぽいポロシャツに紺のズポン、それに箒と塵取りを持っています。最後尾の車掌10両目の所に立っています。3人か4人で作業してます。1編成に一人作業です。
    | もんじパパ | 2018/07/09 4:41 AM |
    もんじパパさま。もしかして代々木上原でお見かけできたらお声かけますね!何色の制服をお召しでしょう?
    | Hiro | 2018/07/08 8:17 PM |
    来週って、10〜12日ですか?
    12日の木曜日でしたら公休なのですが。この3日間とも代々木上原にて車内清掃してます。
    | もんじパパ | 2018/07/08 10:13 AM |
    もんじパパさま、いつも日常的に観ている風景なのですね。高層マンションとは・・・それだけ収容人数が多いということなのですね。来週火曜日〜木曜日、東京へ行きます!
    | Hiro | 2018/07/07 8:59 PM |
    東京拘置所は通勤時、毎日電車から見ているため麻原が死刑されたところなんて忘れていました。過去には田中角栄も入ったとこです。その当時は高い塀が在りましたが今は塀もなく拘置所も高層マンション風にどでかいのに替わってしまいました。
    | もんじパパ | 2018/07/07 8:46 PM |
    コメントする









    この記事のトラックバックURL
    http://yamagata.fukuinkan.sunnyday.jp/trackback/1585843
    トラックバック