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「クリスマスってなあに?」
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    「みなさん、おはようございます!」

     

    「おはようございます!」

     

    「クリスマスパーティーを

    今週土曜日

    朝10時半から

    教会で行うのでぜひ来てね〜。」

     

    「は〜い!」

     

    「ところでみんな、クリスマスって

    なんの日だか知っている?」

     

    「知らない〜!」

     

    「ケーキ食べる日!」

     

    「クリスマスって言うのはね

    イエスキリストの誕生を

    お祝いする日なんだよ。」

     

    「へ〜」

     

    「イエスキリストってきいたことある」

     

    「ない〜!」

     

    「え〜!!ないの???」

     

    「うん、ない」

     

    「今年は2017年って言うでしょ?」

     

    「うん!」

     

    「なぜ2017年って言うか知ってる?」

     

    「うん。2017年たったってことでしょ。」

     

    「何が起こってから

    2017年たったことか知っている?」

     

    「知らない!。」

     

    「実はね、イエスキリストさまが

    この世に来られてから2017年たちましたよって

    意味なんだよ。」

     

    「へ〜」

     

    「イエスキリストはね、

    何も悪いことしなかったのに

    十字架で磔にされて死んで

    よみがえったんだよ」

     

    「へえ〜」

     

    「なぜだか知っている?」

     

    「知らな〜い」

     

    「私たち人間みんなの心にはね

    罪があってね

    人を憎んだり

    嘘ついたり

    親の言うことを聴かなかったりすることも

    みんな罪なんだけどね。

     

    罪をもったままでは

    天国へ行けないんだよ。

    死んで

    裁かれて

    地獄へ行っちゃう

     

    でも

    イエスキリストは私たちの罪のばつを

    十字架で

    身代わりに受けて死んでよみがえって

    くれたんだよ。」

     

    「へえ〜」

     

    「だからね、イエスキリストを信じたら

    誰でも

    どんな罪でも

    赦していただけて

    天国へ行けるんだよ。」

     

    「でもうち仏教なんだよね。」

     

    「だいじょうぶ。仏教の家で

    生まれ育った人でも

    イエス様を信じるだけで

    天国へ行けるんだよ。」

     

    「へ〜」

     

    わずか1〜2分の会話

     

    今朝は格別の寒さで

    マスクも2重に

    つけて

    チラシ配りの際も

    最小限の

    あいさつに

    とどめようかしらと

    思っていたのですが

     

    クリスマスの意味を

    登校中のおともだちに

    お伝えしているうちに

    内側が燃やされてきて

    いつの間にか

    語り合いながら

    心も声も弾んで来ました。

     

    今朝は

    朝陽小学校前で

    クリスマスパーティーの

    チラシを配りながら

    こどもたちと

    一緒に歩きながら

    お話しでき

    感謝でした。

     

    路面凍結状態は

    ひどく

    歩きずらく

    おまけに風は冷たく

    顔に容赦なくぶつかり

    のどが痛みます。

     

    それにしても

    驚いたことは

    多くの子どもたちが

    クリスマスの意味を知らないばかりか

    「イエスキリスト」の名前さえも

    聴いたことがないと言う事実です。

     

    まだまだこの地域には

    福音が伝わって

    いなさすぎます!

     

    自分は牧師として

    この地に24年間いながら

    いったい何してたんだ!

     

    そう叱咤されているよう

    大変なショックと同時に

     

    「教会に人が来るのを待つだけ?」

     

    「教会に来た人だけにイエス様のことを

    お話しするのか?」

     

    悠長なことを

    言っていられない

     

    今は緊急事態

    「福音、神のことばを聴くことの

    飢餓状態にある」そう

    思わされました。

     

    見よ。その時代が来る。

    ー神である主のことばー

    そのとき、私はこの地に飢きんを送る
    パンに飢えるのではない。

    水に渇くのでもない。

    実に主のことばを聞くことの

    飢きんである。

    (旧約聖書 アモス書8:11)

     

     

    親御さんの多くは

    子どもたちに

    「サンタさんに何を買ってもらいたいの?」と

    欲しい物を尋ねて

    我が子の欲しい物を

    おもちゃ屋さんや

    ネットなどで

    捜しまくる奮闘の一方で

     

    肝心の

    クリスマスの本当の意味、目的を

    知らせる努力が

    おいついていない現状

     

    クリスマスは

    「ケーキを食べる日」

    「サンタさんが来る日」

    「クリスマスツリーを飾る日」

     

    もし、そんなふうに親御さんから

    教えられるお子さんたちがいたら

    あまりにもかわいそう

     

     

    クリスチャンたちが

    イニシアチブをとって

    もっと会う人会う人に

    語る機会を

    もっていきたいもの

     

    「クリスマス会」に

    行ってしか

    聴けない福音なんて

    あまりにも・・・

     

     

    今日ダビデの町で、

    あなたがたのために救い主がお生まれになりました。

    この方こそ、主キリストです。

    (新約聖書ルカの福音書2:11)


     

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    コメント
    Mスクエアさま、おひさしぶりです。釧路は雪と言うよりも氷りついた路面をいかに転ばないで歩くか市民は老若男女悪戦苦闘中です。さて主イエスの誕生年はヘロデ大王の在位中であること、ベツレヘムの2歳以下の男の子の虐殺命令を出したことなどを考え合わせると、紀元前4〜6年の間と考えるのが順当です。ただ、西暦とは、ラテン語で、アンノドミニAD主の年、すなわち救い主が来てからという意味で用いられるので、一般の方々に分かりやすくお話しする際には、今から約2000年前とか、西暦年は主イエスの到来を「基点」とするというふうに
    わかりやすく説明をすることがあります。
    | HIro | 2017/12/13 9:51 PM |
    山形牧師様

     お久しぶりです。広島のMスクエアです。
    そちらの雪の具合はいかがですか? 当地も雪が降り始めましたが、朝には溶ける程度のももです。

    さて、キリストの誕生日は西暦0年なんですか?
    何かで習ったのは、BC4年(西暦-4年)だったような気がするんですが、いかがでしょう?

    | Mスクエア | 2017/12/13 9:17 PM |
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