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「父の涙」
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    一通の封書

     

    差出人の

    名前には

    覚えがありません.

     

    お手紙を読んで

    Aさんのお父様からのもので

    あることがわかりました。

     

    Aさんは

    この夏

    40歳にして

    あまりにも

    悲しい事故で

    主のもとに召されました。

     

    お父様は

    現在80歳

    別な町での

    介護施設生活

     

    「息子がずいぶんとお世話になりました。」

     

    恐縮しました。

     

    ああ、Aさん、私のことを

    お父様にお話しされていたのかな

     

    それとも

    お父様は

    Aさんにあてて書いた私の年賀状を

    ご覧になったのかも

     

    年の瀬を迎え

    我が子を失った父親の

    ご心中を想うと

    ことばが出ません。

     

    ケーキを食べる気にも

    おせち料理をつつく

    気持ちも

    わいてこないでしょう。

     


    お手紙の文面

    「山形兄」と書かれていましたので

    お父様は

    もしかすると

    クリスチャンであられるかもしれない

     

    クリスチャンどうしの場合

    初対面でも

    兄弟姉妹と呼び合う

    習慣があります。

     

    封筒には

    Aさんのお父様の

    30年前の

    顔写真も

    同封され

     

    そこには背広姿の立派な

    紳士のお姿が。

     

    写真の裏面には

    現在の家族構成が

    丁寧に

    記されていました。

     

    お孫さんのお一人

    (Aさんから見ると甥)

    北海道を代表する

    有名な

    プロスポーツ選手。

     

    人間が

    およそこの地上で

    直面する苦しみ

    悲しみの中で

    我が子を失う苦しみ、

    悲しみは

    当事者しか

    知りえない。

     

    その当事者の

    一人となられたのが

    主イエスキリストの父なる神様

     

    クリスマスは

    主イエスがこの地上に

    来られたことを

    お祝いする行事ですが

     

    見方を変えると

     

    天の父なる神が

    愛するひとり子と

    離れ離れになる悲しみの出来事

     

    父なる神は

    愛するひとり子が

    世の人々から

    嫌われ

    憎まれ

    いたぶられ

    つばを吐きかけられ

    こぶしで、平手で打たれ

    茨の冠を

    額に突き刺され

    鞭打たれ

    血みどろになった揚句

    十字架で釘づけにされ

    磔にされて

    素っ裸にされて

    悪口雑言を浴びながら

    出血多量、多臓器不全、

    多くの関節脱臼

    呼吸困難の中

    息絶えることを

    ご存知の上で

    あえて遣わされました。

     

    ただただ私たちを

    み子イエスのいのちと

    引き換えに

    罪から救い出すために

     

    父なる神は

    私たちに下すべき

    罪の刑罰ののろいを

    愛する罪なきひとり子の

    上に下すことを

    決意されました。

     

    十字架に主イエスが

    かかられた時間帯は午前9時から

    午後3時までの

    6時間

     

    そのうち

    正午から午後3時までの3時間は

    真っ暗闇になったことが

    聖書に記録されています。

     

    その暗闇は

    まさに父の悲しみの色のよう

     

    日本の葬儀

    仏式であっても

    喪服に黒を着るようになったのは

    太平洋戦争後のことで

     

    欧米諸国のキリスト教文化圏の

    聖書の象徴する「喪の黒」色を

    踏襲したものであることを

    ご存知の方は以外に

    少ないよう。

     

    キリストの受難をテーマにした

    映画「パッション」の中で

    イエスが十字架に

    かかっている場面で

    天からしずくが

    落ちてくるシーンが

    ありますが、

    あれは「父なる神の涙」の象徴です。

     

     

    実に聖書が教える天地創造の神

    父なる神は

    泣くお方

    涙を流す神なのです。

     

    それゆえに

    この天の父は

    子を失う父親たちの

    苦悩の傍らに

    立って

     

    共に泣いて下さることが

    おできになる神なのです。

     

    よく冷酷な人について

    「血も涙もない」と言いますが

     

    聖書の神は

    愛のゆえに

    血を流し、

    涙も流されるお方

     

    聖書が教える

    この天の父なる神こそが

    喪失の痛みに

    耐えかねている

    方の傍らで

    共に泣くことが

    おできになる唯一の神。

     

    幸いなことに

    主イエスは

    全能の父なる神の力で

    3日後に蘇りました。

     

    この史実にこそ

    希望の光が!

     

    主イエスを信じて

    亡くなった方も

    やがて

    世の終わりに

    体のよみがえりがあることの

    保証となる史実

     

    主イエスを

    信じる者同士に

    やがて

    キリストにあって

    再会できる確かな望みの

    根拠が

    聖書には記されているのです

     

    Aさんのお父様が

    今ある悲しみの中にあっても

    主の慰めに

    十分に

    浸ることができますように。

     

     

    神はどのような苦しみの時にも

    私たちを慰めて下さいます。

    (新約聖書 競灰螢鵐硲院В粥

     

    聖書の神は

    悲しい時には

    涙を流されるお方

     

    私たちも

    悲しい時には

    泣いてよいのです。

     

    大声で泣いてもいいし

    しくしく泣いてもいいし

    慟哭してもいいし

    嗚咽したってかまわない

     

    「親が死んだ時以外は泣いちゃいかん」

    「男だったら泣くな」

    「男なのにめそめそしてみっともない」

    「男たるとも毅然とすべし」

    「涙を見られることは恥ずかしいこと」

     

    これらの言い伝えは

    私に言わせると、すべて「悪魔の嘘」です。

     

    多くの日本人男性が

    この嘘に騙されて

    泣きたい時に泣けずに

    その結果

    精神的に病んでしまっています。

     

    数年前に

    お電話いただいた男性は

    うつ病で

    「その日」に自殺しようと

    決めていました。

     

    何があったか

    伺うと

     

    1年前の「その日」

    交通事故で

    最愛の妻と子どもさんが

    即死

     

    それ以来

    うつ状態で苦しみ続け

    食欲不振

    睡眠不足

    倦怠感、無気力

    もう耐えられないので

    命日の「その日」まで

    我慢して「その日」に

    死のうとしていました。

     

    愛する人の

    命日に死んだら

    同じところに

    行けるんじゃないか

    と思っていたようです。

    (これも私に言わせると「悪魔の嘘」)

     

    「奥様と

    お子様が

    お亡くなりになられた時

    泣きましたか?」

     

    「いいえ。少しも泣きませんでした。」

     

    「どうしてですか?」

     

    「親父から、小さい頃から

    『いいか男は

    どんなに辛いことがあっても

    決して泣いてはいけない』と

    厳しく、何度も、何度も

    言い聞かせられてきたからです。」

     

    「それはおつらかったでしょう。

    この地上の『親父』さんは

    そうおっしゃったかもしれませんが

    でも『天の親父』さんは

    こうおっしゃいます。

    『辛い時は泣いていいんだぞ。

    おれだって泣いたんだぞ。』

     

    泣いても大丈夫ですよ。」

     

    電話口で

    その方は

    しばらく

    大声で泣き始めました。

     

    私は

    しばらく

    黙って聞くだけでした。

     

    泣き声が

    落ち着いた時

    お尋ねしました。

     

    「今、どんなお気持ちですか?」

     

    「何か、すっきりしました。

    なんか、生きていても

    いいような

    感じがしました。」

     

    ご一緒にお祈りしました。

     

    その方からは

    それ以降

    ご連絡は

    ありません。

     

    お名前も

    お顔も

    存じ上げませんが

    今、どこかで

    お元気に

    生活されていることを

    信じてお祈りしています。

     

    クリスマスと言うと

    子どもと

    女性たち向けの

    イベントが多く

     

    男たちのイベントは

    少ないよう

     

    男たちは

    お酒の助けを

    借りて

    うさをはらす忘年会が多いよう

     

    そういう忘年会は

    亡年会のようで望年会とは

    なりえません。

     

    一滴のお酒も

    一言の愚痴も

    必要としない

     

    そんな

     

    男たちの最高の喜びに満ちた

    クリスマス会を

    盛り上げ隊!

     

     

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