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「お祈りのポーズ」
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    (昨夕の釧路の夕暮れ)

    懸命な救出活動が続く熊本地震の
    被災者のために
    道東の地より
    お祈りしています。


    夕暮れに涙が宿っても
    朝明けには
    喜びの叫びがある

    (旧約聖書 詩篇30:5)

    昨晩、
    友人のお母さまの
    ご葬儀に行ってまいりました。

    法話の中で
    合掌の意味が
    語られていました。

    祈りのポーズと
    その意味について
    改めて考えさせられました。

    聖書の中には
    手を上げて祈ることと
    ひれ伏して祈ることについての
    記録は
    ありますが

    手をどういう形にして
    祈るかについては
    具体的には
    教えられてはいません。

    というか聖書では

    祈りのポーズよりも
    むしろ
    「誰に向かって祈るのか」
    「何を祈るか」
    を重要視しているのですね。

    ですから
    「ここでクリスチャンは
    どういうポーズで
    祈るべきか」
    と思いめぐらすよりも

    「ここでクリスチャンとして
    何を祈るのか」
    に心を配りたいものです。

    ただ
    どういう形で祈ることが

    周囲の人々に対して
    キリストの愛や慰めを
    最も効果的に伝えられるであろうか
    という視点も
    決して見逃すことは
    できないでしょう。

    私たちは
    あらゆる状況の中で
    キリストの愛を
    なんとかして
    伝えたいと
    思うわけです。

    なぜなら
    それが
    最高の慰めであり
    最高の励ましになると
    確信するからです。

    祈りのポーズは
    クリスチャンの歴史をたどると

    聖書本文からの影響というよりも

    そのクリスチャンが
    生きた時代
    育った地域の
    習慣、文化や芸術の
    影響がむしろ大きいという
    印象を覚えます。




    1.手を上げる
    (オーランス:ローマのカタコンベ 3世紀)



    2.手を合わせる(デューラー:「祈りの手」ドイツ 1508)
    宗教改革者ルターやカルバンは
    このスタイルでお祈りしていたであろうと
    推測することもできます。

    すなわち
    合掌(手を合わせる)のスタイルと言うのは
    必ずしも仏教専有のものではない
    ということですね。


    3.揉み手(ナトワール:「The expulsion from Paradise」フランス 1740)

    左右の手を直角に傾けて交差して
    掌を合わせるスタイル



    4.手を組む(レンブラント:「トビトとアンナ」オランダ 1626)

    これは、5本指を交互に重ねて組むスタイル

    プロテスタントでは
    手を組むスタイルが
    多いといわれていますが
    決してこれは決まりでも
    なんでもありません。




    お祈りのスタイルは
    一番自分の気持ちを
    最も自然に表しやすいスタイルである
    ということと

    周囲の人々が見ている場合は

    そのポーズやしぐさを
    通して、
    ああ、この人は天地創造の神、
    イエスキリストの父なる神に
    向かって祈られているのだなあと
    いうことが
    わかるようにできたら
    素晴らしいと思います。

    カトリックでは
    十字を切るスタイルが
    良く見られますが

    あの姿は
    「ああ、キリストに向かっているのだなあ」
    ということが分かるので
    プロテスタントのクリスチャンも
    大いに取り入れてもよいと思いますし

    祈る時に
    聖書を携えて祈ることも
    よいかなあと
    思います。

    合掌の起源については

    インド発祥で
    右が清浄のシンボル
    左が不浄のシンボル
    と見なされ・・・と
    いう説明が
    通説のようですが

    さらにもとをたどると
    「こちらは何も武器を持っていないこと」
    「攻撃の意思、意図がないこと」
    「降伏の意思を示すこと」
    という意味合いがあったようで

    よく、ピストルをもった犯罪者が
    「手を上げて、後ろで手を組め」と警察官から
    言われて
    ピストルを手放して
    手を上げて頭の後ろで
    組むシーンと重なり合います。

    そういう意味では
    洋の東西を問わず
    人種、民族を超えて
    皆が「合掌」し合う心を
    もてば
    平和が訪れるということにも
    なるのでしょうが

    それを阻んでいるのが
    私たちの中にある
    「戦う欲望」なのでしょうね。



    何が原因で、
    あなたがたの間に
    戦いや争いがあるのでしょう。
    あなたがたのからだの中で戦う欲望が
    原因ではありませんか。

    (新約聖書 ヤコブの手紙4:1)

    主イエスは
    神であられるのに
    自分を無にし

    人間の姿をとって
    この地上に来られ

    全く無防備な姿で
    鞭打たれ
    十字架で磔になり

    私たちの罪の
    贖いのわざを
    成し遂げられました。



    そして
    死にて葬られて
    三日後によみがえり


    信じる者に
    罪のゆるしと
    からだのよみがえりと
    永遠のいのちを
    約束されました。

    この復活の主、平和の主に向かって
    ポーズはどうであれ
    心からの
    感謝と賛美のお祈りをささげたいものです。

    明日の日曜礼拝
    皆様のお越しを心から
    お待ち申しあげております。

     第1礼拝 午前9時
    第2礼拝 午前10時半
    第3礼拝 午後5時

    あなたのお好きなポーズで
    天地創造の
    生ける真の神に向かって
    お祈りすることができます!

    特に明日の礼拝では
    熊本地震で
    被災されている方々のために
    共に心を合わせてお祈りできたら
    幸いです。


     キリストこそ私たちの平和であり、
    二つのものを一つにし、
    隔ての壁を打ちこわし、
    ご自分の肉において、
    敵意を廃棄された方です。

    (新約聖書 エペソ人への手紙2:14〜15)


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    コメント
    塚田さま貴重なコメント感謝します!アーメン
    | Hiro | 2018/02/08 7:49 PM |
    ハレルヤ、主のみなを賛美します。私は、祈りには、自由で良いのではないかと思います。キリスト教を認めない、信仰の自由のない国に、聖書を届ける時は、皆さん目をあけて、声を出さずに祈りました。

    ある時は、ダビデ王さまのように、両手を広げ祈り、
    まるで、泥酔状態になってしまった事もありました。
    主を追い求め、聖霊の満たしを体験した事があれば、

    御霊が、その都度、祈りを導いてくれると思います。

    異教の葬儀であれ、「召された方の魂は近くに存在し、
    (ヨハネ11)参列した者を祝福を持って、見守ってくださいます。




    | 塚田牧人 | 2018/01/17 11:37 PM |
    バビー様
    コメント感謝します。
    恐れることなく、主イエスの賜る愛といつくしみの心で葬儀に参列することができて本当に感謝ですね。ご主人さまは主イエス様にこよなく愛されておられるお方ですね。今度、そのうたた寝をされているご主人さまの組み合わされた手の上にそっと手を重ねて、主イエス様の祝福をお祈りされてみたら(声を出すと起こしてしまうので黙とうで)、きっと夢の中でご主人さまに主イエス様が現れてくださるかもしれませんね。
    | Hiro | 2016/04/18 4:32 PM |
    葬儀では ご遺族の方々に 寄り添う気持ちを 表すことが 大切です。と 以前 山形牧師に 教えていただき 焼香する時には
    そのまま 隣の方に 渡すのではなく 焼香の代わりに お祈りすることで お慰めの気持ちを
    表すようにしています。そのお陰で 仏式その他の葬儀に 行く時 過度な恐れが なくなりました。 ありがとうございます。 余談ですが 私の夫は うたた寝をするとき 決まって 両手を組み合わせ お祈りポーズで 寝ています。 その姿を見る時 神様に抱かれて 眠りについていると 思わされ
    慰められます。
    | バビー | 2016/04/18 9:15 AM |
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