夏の甲子園目指して、
まずは北北海道大会出場目指し
釧路根室地区の高校野球の
大会が始まりました。
今回屈指の好カードと言われた
(といっても私が勝手に言っているのですが)
釧路瑚陵高校対
中標津高校戦が
本日午後行なわれました。
私がクルマを駐車場に止めて
耳を済ませたところ
まだ歓声が聞こえます!
よしまだ間に合うぞ!
走って球場に向う途中で
試合終了のサイレンが
非情にも
こだましました。
お客さんが
ぞろぞろ出てきます・・・。
ああ〜観られなかった。
今大会で最も観たいカードだったこともありますが
N高(中標津高校)の
応援団は釧路根室地区の
高校球児の応援団の
迫力で言うと
金賞をあげたいと
私は常々思っているのです。
その応援を観れなかったことも
残念でした。
それにしても
湖陵が9回に4点入れて逆転して
5対3
駐車場で
聞こえたあの歓声はどうやら
9回裏の
N高の最後の打者への
熱い声援だったようですね。
今大会は
大差での勝負が
多い中で
これはとても接戦だったようです。
どういう展開だったのか
客席を後にして
帰る中高年のおじさんたちを
つかまえて
お尋ねしましたら
中標津高校の
投手は
しばしばランナーを出しながらも
好投していたそうですが
いかんせん球数が
多くなりすぎて
球威が
衰え、あと一回というところで
湖陵高校の
クリーンアップの
3,4、5番打者に連続安打を打たれて
しまったそうです。
ああ〜
目に浮かびます。
3対1で勝っていて
「この回さえ抑えれば
北北海道大会に出られるぞ〜」
という緊張感、安堵感
色々な思いが
あったに違いありません。
何せ相手湖陵は春季大会の
釧路根室地区王者でしたから・・・・
中標津高校野球部は
本気で甲子園を目指す空気が
数年前からみなぎっていますから
どれほど悔しい思いをしたことでしょう。
ちなみに
中標津高校の「3点」の立役者は
2年生で
春の大会では
補欠だった
「山形君」(標津出身)
(私と苗字が同じですが親戚では
ありません。)
きっと山形君は秋の大会で
活躍してくれることと期待しています。
(苗字が同じだと応援したくなります・・・)
試合を終えて
クールダウンしてからだをほぐしている
湖陵ナインに対して
ねぎらいの言葉をかけるお父さんたち・・・
この日は、仕事休んで
応援に来たお父さんたちも
いるんだべなあ〜
真っ黒に日焼けした
湖陵ナインが笑顔で
白い歯をピカピカ
光らせながら
まばゆい日差しの中で
目を細めながら
お父さんたちに
応答している姿が
ほほえましかったです。
その横を通る
N高ナインの
お母さんたちも、
涙を流されたのでしょう。
お化粧のあとの
白粉を
ピカピカ光らせながら
階段を下りる光景が
これまた
趣がありました。
勝ったナインも
負けたナインも
親御さんたちの
暖かいまなざしは
同じですね。
どの親御さんも
帰宅する
お子さんたちに
向って
かけるねぎらいの言葉は
きっと
「よくやった!」
でしょうねえ。
創造主である
天の父なる神様も
この世の務めを
精一杯なしとげて
天国に帰る
キリスト者たちに
・・・よくやった。良い忠実なしもべだ。・・・
(新約聖書 マタイ25:21,23)
とねぎらいの
言葉をかけてくれることは
感謝なことですね。
湖陵ナインの
お父さんのお一人に
「これが事実上の
決勝戦ですね?」
とお声をかけると
「いや、まだまだ油断はできないよ・・・」
そうですね。
高校野球は
何が起こるか
誰も予想できませんからね。
だからこそ
面白いのかもしれませんね。
湖陵高校は
これで日曜日に
天気がよければ
全校応援ですね。
がんばってください!
ところで毎年標茶高校は
初戦でも全校応援されていますが
今年は
なんと初戦勝利!
ということは・・・